フジロックの雨対策まとめ!必要な雨具と服装のオススメについて

フジロック雨

フジロックが始まってから開催中3日間の天気を確認した所、一度も雨に降られていないのは2012年の1度だけです。

”伝説の2012年”と言われているくらい雨が降らないのが奇跡的な事なのです。

なので、基本的に”雨は降る”と思って準備をしたほうが絶対よいです。

では、雨具はどんなタイプが良い?

フジロックに行った事のない人は、雨と言えば“傘”を想像しますよね。

しかし、会場内では傘の使用は禁止されています。

アーティストが演奏している時に前の人に突然傘をさされたらステージが見えなくなってしまいますし、混雑している中でさされたらものすごく邪魔だし、危ないですしね。

音楽フェスでは“レインウエア”を着るのが常識です。

レインコートやポンチョやセパレートタイプなど種類はいろいろありますので、何を重視するかで選ぶレインウエアも変わってきます。

何を重視するかでオススメ商品を分けてみましたので、参考にしてみて下さい。

~とにかく機能性重視派~

常連さんに相談すると、ほぼ間違いなく”セパレートタイプのゴアテックス”を勧められます。

ってか、ゴアテックスって何?ですよね。

”水蒸気は通すが雨は通さないレインウエア”って意味で皆さん使っています。

ホントは商標名なんですけどね。

文面で書くと大したことなく聞こえますが、結構スゴイことですよ、コレ。

雨風を通さないだけのレインウエアなら、ある程度しっかりした作りのモノを選べばいいだけです。

しかし大事なのは”夏は蒸れる”のです。

雨は通してないハズなのにびしょ濡れになります、自分の汗で。

そしてその汗で気持ち悪い思いをする上に、無駄に体力を消耗します。

セパレートタイプをオススメするのはもちろん足元まで完璧に防雨出来るからです。

雨が降ると土道なのでドロドロになり、泥はねがちょうどポンチョと長靴の絶対領域にピチャっ!

これ結構イヤな気持ちになります。セパレートタイプならそれも防いでくれます。

使用中は”セパレートタイプのゴアテックス”に勝るレインウエアはないと思います。

ただし、そのメリットに比例してお値段が上がっていきます。

レインウエアなんて100均のポンチョで十分だよ。

と今まで思っていた人にとっては、有り得ないほどの値段ですからね。

さらに長く使い続けたいのであれば使用後のお手入れも手を抜かず、それぞれの商品に沿った方法で洗濯やアイロンなどをしなければいけません。(ちゃんとお手入れをして10年使い続けている人もいるので、そう考えると決してコスパは悪くないんですけどね。)

他にも、リュックなどの荷物用の雨具は別に用意しなければなりません。

ポンチョなら上から被るだけなのに、セパレートタイプのパンツは履くだけでも少々面倒です。

それでも、せっかく休みを取ってわざわざ不便な山奥まで高いチケット代や宿泊・交通費を費やして行くのだから、”雨が理由で楽しめなくなるのは絶対イヤ”という人にはおススメします。

 

 

~コスパ重視派~

多少の金額はやむを得ないけれど出来ればあまり高いのは買いたくない方には“ちゃんとしたポンチョ”をオススメします。

1枚でリュックなどの荷物もカバー出来るし、風通しが良いので通気性も問題ないですから。

ポンチョと長靴の間の隙間が濡れてしまう事、長時間の大雨には耐えられない事、濡れ続けて体力を奪われた時に寒さを防いでくれない事。

と言ったデメリットもありますが、この辺をしっかり別で準備すれば、一番無理のない落としどころですよね。

・ポンチョと長靴の間の隙間が濡れてしまう事 → 短パンを履けば服は濡れず、肌が濡れても拭けばOKだし、超速乾性のパンツなら雨がやめばすぐに乾くので体力消耗を最小限にできるかも。

・長時間の大雨には耐えられない事 → 予備でもう1つ安めのポンチョを購入しておく。

・濡れ続けて体力を奪われた時に寒さを防いでくれない事 → パーカーなどの厚手の服を別途用意しておく。

などでカバーしてみて下さい。

コロンビア COLUMBIA

 

 

モンベル トレッキング レインポンチョ

 

 

karrimor カリマー

 

~出来るだけオシャレに気を使う派~

最近のポンチョはとにかく可愛いのが多くなってきていますから、せっかくなら地味なレインウエアじゃなく可愛く派手で目立つポンチョを着て人目を惹きつけるのもいいですね。

4ING Rain Poncho(NEWカラー)フォーイング レインポンチョ

 

 

shizuku light

 

~とにかく金額は押さえたい派~

フジロック初心者の方は多少濡れてもいいから出来るだけ出費は押さえたいと思われる方の方が多いのではないでしょうか。

・降ったら見るのをやめるし

・殆どレッドマーキュリー(屋根のあるステージ)にいるし

・大雨でびしょ濡れで泥だらけになっても気にしないし

・体力に相当自信あるから雨に打たれ続けても体調崩さないし

上記の全てに当てはまる方のみ“100均のポンチョ”でいいと思います。

雨が降らなければラッキーですしね。

足元はどうしたらよい?

上でも少し触れましたが、山なので道路より土の道が圧倒的に多いですから雨が降ると途端にぐちゃぐちゃの泥道になります。

大雨になればそこら中に水たまりが出来て中々乾いてくれないので、気持ち悪い思いをしたくないのであれば長靴が断然オススメです。

でも雨が降らないと暑いのでリュックにしまってシューズかサンダルを履きたいですよね。

そこで登場するのが“パッカブルレインブーツ”と呼ばれる折りたためる長靴です。

フジロッカーの中で定番になっている日本野鳥の会が販売している長靴

バードウォッチング長靴

 

※中敷きがないので自分で用意するか長時間は履かないなどの調整は必要です。

他にもパッカブルレインブーツで検索してみて下さい。

ちなみに荷物は少なくしたいけど濡れて気持ち悪い思いをするの嫌だから、最初から最後までサンダルで貫き通す人もたまにいます。

山登りも出来ると言われている「チャコ(Chaco)」のサンダル

 

まとめ

基本的に着ていく服はTシャツにハーフパンツの方が多いです。

出来る事なら雨の事を考えた服装を用意するのが一番オススメです。

超速乾性のあるスポーツウエア的な服、しかも汚れても良いやつ。

普段スポーツされる方なら“そろそろ捨てようかな”と思っていたウエアがあれば一番いいですね。

そんな事を考えながら服装準備して、雨対策して、準備万端で参戦して下さい。

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