楽しいライブが終わって会場を出ると耳鳴りがする…
そんな経験はありませんか?
耳が聞こえないことはないけど違和感が続き、次の日になってもまだ治らないこともあると思います。
ライブのあとに耳鳴りがするとき、翌日になっても治らないときの対処法をお教えします!
そもそも耳鳴りの原因は?
ライブなどで大きな音を長時間聞き続けたことによる耳鳴りは、急性音響性外傷といい、耳の内耳という部分に障害が起きることで聴力を低下させる疾患です。
音の大きさや聞いていた長さによって個人差があり、ライブではスピーカーからの位置や距離によって片耳だけに耳鳴りがしたり耳鳴りがしない人もいます。
ライブのあとに起こる耳鳴りは一過性のものであるため、比較的早期に回復し他の症状は出ないことが多いです。
耳鳴りを治す方法は?
ライブ後耳鳴りがしていたら、できれば次の日まで持ち越したくないですよね。
すぐにできる治療方法としてこのようなものがあります。
耳鳴りに効くツボを押してみる!
耳鳴りに効くツボがいくつかあります。
えい風というツボは、耳たぶ後ろの窪んだ部分にあります。
聴宮というツボは耳穴入り口付近にある三角形の突起前方にあります。
どちらも血流を良くして耳鳴りを緩和する効果があると言われています。
ツボを押すときは、力を入れすぎずゆっくりと円を描くのがポイントです。
静かな環境で休息する
とにかく耳に負担をかけないよう、休息をしっかりとってください。
このときばかりは、イヤホンで音楽を聴いたりCDを大音量で流してライブの余韻に浸ったりするのは避けてくださいね!
急性音響性外傷は、2、3日耳鳴りが続くこともありますが、ほとんど自然に治っていきます。
次の日の仕事や生活に支障が出てしまわないよう、ライブ後はゆっくり休息をとることをこころがけましょう。
それでも治らないとき
数日経っても耳鳴りが続くときは耳鼻科に相談することをオススメします。
大音量で長時間音楽を聴き続けることは、聴力の低下にも繋がります。
長期にわたって騒音にさらされることで発症する騒音性難聴になった場合は治癒が難しいとも言われています。
騒音性難聴は自覚症状が少なく、自分では気づくことが少ない病気です。
早めに気づき進行しないように対処することが必要です。
まとめ
耳鳴りはその日の体調によってもなりやすかったりなりにくかったりします。
ライブ中はスピーカーの位置を気にしながら場所取りをしたり、耳への負担を避けるためにライブ用の耳栓をしていくのもいいですよ。
私も耳鳴りは何度も経験してきました。
やはりスピーカーの目の前、特に片耳だけに近いスピーカーがあるときは耳鳴りがしやすいです。
それでもステージの近くへ行きたいとき、左右のスピーカーから均等な距離の場所にいると比較的なりにくいかなと思いました。
それから、当日は万全な体調でライブに臨むことです!
たかが耳鳴り、と放置せずに、きちんと対処して治すようにしてくださいね。
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