ライブに参加していると、耳に耳栓をしたままライブを聴いている人を見かけたことがあるかもしれません。
また、音楽を聴きにきているのに耳栓とはアーティストに失礼なのでは?と思っている方もいると思います。
実は耳栓には、長くライブを楽しむために重要な役割があるんです。
次のライブから参考にしたい耳栓の効果についてご紹介します!
耳栓の効果は?
音楽を聴きにきているのに耳栓なんて…と疑問に思った方もいるかもしれません。
しかし、ライブにおいて耳栓とは、耳を難聴から守る大事な役割を果たしてくれるんです。
ライブでは大音量の音楽を2、3時間場合によってはもっと長く聴き続けることになります。
そんなときに起こりやすいのが音響外傷です。
ライブ難聴とも呼ばれ、ライブのような環境では急性音響性難聴といってライブ後耳鳴りがするけどしばらくしたら治った、というような軽いものが重症化し、聴力が低下する疾病です。
実際の生活では気づきにくい聴力の低下は、健康診断の聴力検査などで発覚することも多いようです。
そして、そんな症状から耳を守ってくれるのが耳栓なんです!
子どもの耳には必須!
最近では野外フェスに子どもを連れてきている人をよく見ます。
子どもの耳は大人よりも敏感です。
つまり大音量の音楽を長時間聴くと聴力への影響が大人よりも大きいのです。
しかし、子どもの耳には耳栓をするのは難しいですし、落としやすいですよね。
よく見るのが、子どもにイヤーマフをさせて参加している人です。
子どもが自分から「ここはうるさい」「耳鳴りがする」と訴えることは少ないと思います。
子ども用イヤーマフを取り扱っているところもあるようなので、成長期の聴力を守るために是非、準備してあげてくださいね!
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アーティストに失礼?
まだまだライブに耳栓をしていくという考えは浸透していないようですが、海外ではライブの前に耳栓が配られるということもあります。
またアーティストの中には、物販でオリジナルの耳栓を販売することで耳を守ることを推進している方もいます。
ライブ用の耳栓は一般的な遮音性の高いものではありません。
耳に影響のある周波数帯のみカットしたり音質の劣化を防いだり音がこもらないように設計されていたりします。
MCや会話が聞き取りづらければ外せばいいですし、失礼だと思って我慢する必要はありません。
アーティスト側からはっきりと耳栓の良し悪しについて話が出ることは少ないですが、アーティスト自身もたくさんライブに行っているので、耳を守ることの大切さは十分に理解しているはずです。
まとめ
ライブは生の音を聴いて体中でライブを楽しみたいと思います。
しかし、私の知り合いでも実際にライブで聴力が低下し、ライブに行くのが怖くなってしまった人がいます。
ひどい耳鳴りや大音量による体調不良を経験したことのある方もいると思います。
ライブをトラウマにしてしまわないためにも、自分の体は最優先に守ってあげてくださいね。
>>ライブ後の耳鳴りの治し方!翌日以降も治らない場合の対処法は?
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