フジロックで初めてのキャンプ!必要な持ち物・お風呂事情・場所取りのコツについて

フジロックキャンプ

フジロックと言えば自然を楽しみながら音楽を聴ける大型音楽フェスティバル。

中でも、常連さんに人気の楽しみ方はキャンプをしながら参加する形。

せっかくならフジロックを最大限に楽しむため、初めてのキャンプ泊に挑戦してみようと思われている方のために必要な情報を集めてみました。

フジロックには3種類のキャンプサイトのエリアがありますが、今回は通常のキャンプサイトを利用する予定の方向けの情報を記載しています。

  • 「キャンプサイト」→期間中3000円で利用できる通常のエリア
  • 「ピラミッドガーデン」→ オフィシャルツアーバス利用者専用エリア
  • 「ムーンキャラバン」→車ごと入庫出来る専用チケット購入者のみのエリア

必要な持ち物

テント

通常のキャンプサイトに泊まる場合は自分で用意しなければなりません。

これからもフェス以外も含めてキャンプ泊をするつもりがあるのか、試しに1度だけ挑戦してみるつもりだけなのかによって選ぶ商品も変わってくると思います。

商品はホントにピンキリで沢山あるので何を選んだら良いのか迷うと思いますが、フジロックは雨が降りやすいので最低限の耐水圧(1,500mm)以上のモノを選んだ方が良いです

大きさに関しては今回はあくまでフェス用って事で、小さいテントをおススメします。

大きければ大きいほど重いので持ち運びが大変、設営も大変、テントを張れるスペースを探すのも大変になるからです。

家族なら大きめのテントに一家4人とかで良いと思いますが、友達と参加でしたら(特に男性は)各自それぞれのテントにした方が楽だと思います。

ちなみにフジロックではタープは禁止されています。

Quechua (ケシュア) 2 Seconds FRESH&BLACK 2人用▼

スノーピーク(snow peak) アメニティドームS ▼

モンベル(mont-bell) クロノスドーム型▼

グランドマット

キャンプサイトは冬はスキー場なので、本来はテントを張る場所ではありません。

なのでキャンプしやすいように舗装されてなく、基本的に緩い斜面だし石コロだらけです。

テントを張ったは良いけれど、グランドマットなしでは石コロなどで痛いし雨が降ったら地面から浸水するので購入しましょう。

中にはブルーシートで代用する人もいますが薄い割に嵩張るので、とにかく値段を抑えたい人以外にはおススメしません。

テントを購入する際にセットで販売している場合も多いので、それがサイズもピッタリですから一番良いです。

別売のモノを購入する場合は、テントの大きさより少し小さめのモノを選んでください。

テントより大きいと雨に濡れてしまし、そこから浸水します。

LOGOS(ロゴス) テントシート・マット▼

スノーピーク(snow peak) アメニティドームS マットシートセット▼

※ついでに、グランドシートとはまた別にシュラフの下にひいてより快適に寝れるためのマットがあるといいですよ。
嵩張らないモノも沢山販売されていますので、予算に余裕があるならぜひ持って行って欲しい商品です。

インフレーターマット▼

シュラフ

寝袋です。

真夏といえども標高の高い山なので夜は10度くらいまで下がる時もあります。

用意していて後悔する事はありません。

こちらもいろいろな形がありますが、主にレクタングラー型かマミー型がおススメです。

<レクタングラー型(封筒型)>

長方形の形をしていて布団に近い形なので寝やすいですが、体への密着が少ないので保温性が弱いです。

フジロックの夜は寒くなると言えども夏なので、これで十分だと思います。

LOGOS(ロゴス) 丸洗い寝袋ナバホ6▼

<マミー型(人形型)>

いわゆる昔からある寝袋の形です。

密着性が高いので暖かいですが、身動きが取れにくく天気の良い時だと暑いかもしれません。

フジロック以外にもいろいろ使う予定がある人にはこちらをオススメします。

LOGOS(ロゴス) ウルトラコンパクトアリーバ2▼

ライト

キャンプサイトは場所によっては真っ暗です。

テントの中をいい感じに照らしてくれるランタンと、夜道を歩く時に使うヘッドライトがあると便利です。

どうしても余分な出費を抑えたい方は家にある懐中電灯だけでも良いですが、せめてヘッドライトだけでも購入しておくと、夜道に両手が使えるので結果的に助かったと感じる瞬間があると思います。

Black Diamond(ブラックダイアモンド)リボルト▼

Litom(リトム)LEDヘッドライト▼

GENTOS(ジェントス)LEDランタン EX-777XP▼

南京錠

日本は安全だから忘れがちかもしれませんが、フジロック中のテントは言ってみれば「家」。

貴重品は持ち歩くとはいえ、外出する時は鍵をかけておいた方が良いです。

ただし、鍵だと無くす可能性があるので、南京錠にした方がよいです。

複数の人とテントを共有する場合は特にね。

下記は1000円くらいのモノですが、別に100均のでもいいと思います。

ダイヤル式 南京錠▼

目印

自分のテントだとわかるような目印を必ずつけるようにしましょう。

テントが所狭しと設営されている中で、全く同じテントを使っている人も沢山います。

お日様の元でテントを設営して出かける時には大丈夫と思っていても、夜まで楽しんで帰ってきたら周りは暗くなってるしテントの数も増えていて、景色が変わって見えて自分のテントがわからなくなる人が沢山いるそうです。

何でもいいので出来るだけ目立つ目印をつけるようにしましょう。

フラッグ(これが最近は多い)を付けてる人、風車を付けてる人、ガムテープを自分なりのデザインで貼ってる人、夜になったら自動で点灯するLEDライトを装着する人等。

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他にも持っていける余裕があるなら持っていきたいモノ

テントを設営する際に必要なペグとハンマー

テントを購入すると一緒についてくるペグ(テントを固定する杭)とそれを地面に打ち込むためのハンマー。

と思いきや、安いテントにはハンマーはついてないかもしれません。

テント設営に慣れている人ならその辺にある石で代用できるそうですが、初心者や力の弱い女性などには至難の業。

少し重くても簡単に設営するためにハンマーは持参した方が良いです。

出来れば、ペグ抜きもついているタイプのものがおススメです。

ペグ抜き付きハンマー▼

洗濯セット

  • ハンガー
  • 洗濯ばさみ
  • ハンギングチェーン

キャンプ泊の人は3泊以上する人が多いので、ただでさえ荷物が多いのに服やタオルまで日数分+αで持って行ってたら荷物が多すぎて運べなくなります。

なのでこまめに洗濯(手洗い)をしてテントの中や前室、木の隣に設営できた人は木を利用して洗濯物を干しています。

ハンキングチェーン▼

回復グッズ

  • まくら
  • アイマスク
  • 耳栓

どこでも寝れる自信のある人は必要ないですが、普段から寝つきが良くない人や光や音が気になる人はこれらがあるとないとでは睡眠の質が全く違ってきます。

体力温存のためにも持って行く事をおススメします。

トラベルセット▼

ごみ処理グッズ

  • ゴミ袋
  • ガムテープ

ゴミ袋は何かと便利です。安いし嵩張らないので絶対に多めに持って行った方がいいです。

ガムテープもテントや靴やバッグが壊れた時に重宝しますので、1つあると安心です。

キャリーカート or キャリーバッグ

キャンプ道具一式を車や宅配所から運ぶためのカートやバッグが必要です。

荷物が多い人はキャリーカートがおススメですし、一人で比較的こじんまりした荷物ならバッグで何とかなるかもしれません。

ただし、キャンプサイトは広いし駐車場や宅配所からもかなり歩きます。

駐車場から10分以内の近い場所は前夜祭の昼くらいにはほぼ埋まってしまうので、大抵の人は場所を見つけるまでに20~30分かけて坂道や足場の悪い道を彷徨って、テントを張れる場所を探し求める事になります。

なのでバッグより転がせるカートをオススメします。

FOLDING CARRY WAGON フォールディング キャリーワゴン▼

 

IKEA トロリー用バッグ▼

 

※ちなみに宅配で荷物を送れますので、新幹線+シャトルバスで来られる方は利用した方が断然楽ですよ。

フジロック公式サイト FAQ:http://www.fujirockfestival.com/guide/faq.html
→ 関連サービス → 宅急便は使えますか?

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お風呂事情

シャワー

キャンプサイトを利用される方のお風呂事情ですが、キャンプサイト泊の人用の簡易シャワーがあります。

無料で利用できるので節約したい人にとってはとてもありがたい事です。

しかーし!その分混みあいます。

自分が使いたいと思った時はみんなが使いたい時だと思って下さい。

あえて時間を外して、真昼間か大人気のアーティストの出演中でしたら待つことなく利用できるかもしれません。

それから運が悪いと冷水が出るようなので、そこも心しておいて下さい。

雨の時は足元がかなり汚れていますので、ビーチサンダルを履いたままシャワーを浴びる人もいます。

あくまで仮設なので、男性は問題ないと思いますが女性にはあまりおススメしません。

タオルやシャンプー・コンディショナー・石鹸などは全て自分で用意する必要があります。

苗場温泉

苗場プリンスホテルの温泉を1回500円で利用する事も出来ます。

キャンプサイトからとても近いので便利です。

しかしこちらはシャワーよりさらに混みあいますのでご注意を。

タオルは別途有料なので自分で持ち込んだ方がいいですが、シャンプー類はありますので持って行く必要はありません。

近くの宿泊施設の日帰り温泉入浴

徒歩20分圏内に数件ほど宿泊者以外にもお風呂を開放している施設があります。

苗場温泉ほどは混んでいないので体力が残っている人は足を運んでみてもよいのではないでしょうか。

歩くし少し高いですが、その分くつろげます。

こちらで紹介していますので参考にしてみて下さい。

フジロック温泉
フジロックの気になるお風呂事情!24時間営業のおすすめ温泉を紹介

場所取りのコツ

フジロック行き方

※古い地図なのでレッドゲートの記載はなし→右下の角あたりがレッドゲート入口

テントを張るベストポジションは、平面で木陰で乾いた場所で入り口やトイレに程よく近い場所です。

しかしキャンプサイトは冬はゲレンデになっている場所なので、平面になっている場所が少ないのです。

上記したベストポジションなんて殆ど存在しないと思って下さい

ベストポジションは前夜祭の日の朝から並んでいる常連さんで全て埋まります。

後は自分にとってどこを重要視するかで事前に決めて場所を探して下さい。

体力があってゆっくり過ごしたい人なら、最初から遠い場所の平面木陰を狙って上まで登ってしまいましょう。

とにかくトイレに近い人や体力にあまり自身がなく少しでも歩きたくない人は、混みあっている入口に近い場所の隙間をひたすら探す。

近くても斜面にはテントは基本的には張れないのでそのスペースは空いています。

そこに無理して張る事はしない方がいいです。

斜めなので寝ずらい、荷物も滑る、最後はテントが崩壊します。

それから、近場なのに不自然なくらいにぽっかり空いているスペース。

一見めちゃくちゃ良さそうに見えますが、必ず罠が隠されてます。

そう!沼地です。

晴れていると気づかないのでテントを張ってしまって、雨が降ったら途端に浸水してテントが崩壊します。

そこにいた人は仕方なく他へ移動して、雨がやんで乾いてくると素敵なぽっかりスペースが出来上がるわけです。

気を付けて下さいね。

ちなみにキャンプサイトへの入口は、正面ゲートとレッドゲートの2つあります。

正面入り口の近くにトイレや水場がありますので、その近くが常連さんで埋まるスポットです。

もう一つのレッドゲートは0時にクローズして朝9時過ぎまで開きません。

さらに近くのRED MARQUEEは朝5時まで演奏していますので、レッドゲート近くを狙う人はRED MARQUEE好きで朝まで楽しみたい人向けです。

とにかく、前夜祭のうちに来ないと比較的近くにテントは張れないと思った方がいいです。

金曜日や土曜日にきたら最初から遠くの平面を探しに行った方がいいです。

良い場所を確保して楽しめたらいいですね。

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